備忘録のような何か

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狐鍬を修理するよ!

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はじめに


これ1本で草刈りから畝立てまで大活躍で重宝していました。

でも、使い方が悪かったのかオーバーワーク気味だったのか、前々から支柱にヒビが入ってて心配だったのですが、遂にやってしまいました。「バキッ」と音がしたと思ったら、複雑骨折よろしく鍬の根元(支柱に刺さってる部分)が飛び出してしまったのです。

というのが、もう1ヶ月前?(え!そんなに経つの?今、自分でも普通に驚いてます。)


診察

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こちらが本日の患者、狐鍬さんです。えー、ご覧の通り複雑骨折ですね。
狐鍬さんは自己治癒力がないようなので、骨を整形して固定する治療じゃダメっぽい。体ごと取り替えるしかなさそうです。

体(支柱)のドナーを探す

狐鍬さんの体はスリットがあるタイプのようなのだけど、ネットで「鍬 柄」で検索したり、ホームセンターに行ってみても出てくるのは全部はめ込むタイプのものばかり。スリットって自分で入れるものなんですか?

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納屋を漁ってたらこんなの見つけました。なにに使うのか良く分からない道具だけど、ちょうど欲しかった柄が付いています。この子にドナーになってもらいましょう!

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どうやらこの楔を抜けば分解できそう。シンプルな構造、昔の人の知恵はすばらしい。

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錆びついてたのでちょっと苦労したけど、なんとか分解できました。

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苦労のあとw

体(支柱)を移植

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まずは狐鍬さんの支柱を外します。こっちはビス2本で止まってるだけなので簡単ですね。

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分解完了。

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あとは新しい(古い?)支柱に取り付けたら移植おわり!

なんだけど

穴が2つあるところ1つしかとめられなかった(ちょうど、支柱の根元の金具の下に穴がきてる)ので、ちょっとぐらついてます^^;

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あんまりかっこよくないけど、裏に楔がわりに釘をさして針金でぐるぐる巻きにしました。

これでぐらつきは無くなったのだけど、しばらく使ってたら楔にしてた釘が行方不明にw
ただ挿してるだけだったので、もう少し固定方法を考えないといけないようです。

まとめ

最後ちょっと詰めが甘かったですが、なんとか治療できました。

こういう、分解したり組み立てたりするのって楽しいですね!構造が理解できるし、つまづいた時に考えたり工夫したりするのでなんとなく良さげな脳内物質が出てきそう(なんじゃそりゃw)。

(。・ω・)ノシ